いまから13ねんまえに えかきとして いきはじめました。
べつに えかきのめんきょが あるわけでなし
えのがっこうを でているわけでもないし
なんとかかいに しょぞくしても いないよ
ただ、きょうから ぼくは えかきとして いきます
と、きめて、
じたくのワンルームマンションを アトリエにして、
えをえがくことと、えをおしえることだけで
せいけいをたてることにしただけです。
アトリエになまえをつけなくっちゃ。
はじめてじぶんのアトリエをもったのは、スイスのいえにすんでいるころでした。
そのいえのじゅうしょは、みずうみのみえるとおり、といういみのとおりの
50ばんちでした。
そこで、アトリエのなまえは、うみみる通り50番地、にしたのです。
きょうのえは、その50番地のおうちのへやからのながめです。
えのきょうしつの アトリエうみみる通り50番地も、13ねんつづいています。
でも、えをえがきにきてくださっているひとも、すうにんになりました。
いまは、また もうひとつ こころにきめるときのようです。
えをえがくことだけで いきていこう。
このえは 水から さかなが うまれているえです。
水に てをいれて そのてを そっとひきぬくときに
さかなが うまれてくるのです。
海に島があって、その島に、ぼくの祖父と祖母がすんでいました。
その祖母が、母屋から屋根のあるわたり階段を、とんとんとんとおりていく。
そのさきに、祖父の診療所があるのです。
いなかの島の診療所で、それもずいぶんとむかしのたてものなので、
まどがたくさんあって、診察室はそとのひかりでみたされていて、
でも、まどのそとには木々が生い茂っているので、
そとのひかりは、風のいろをしているのです。
診察室は、ひろびろ、ひろびろとしていて、
開け放たれたまどから、
ときおり、そよかぜが、海のにおいをはこんでくるのです。
いなかの島のお医者さんですから、祖父はなんでも診ます。
いなかの島ですから、患者さんもいろいろくるのです。
こどものぼくは、そんな診察室で、
祖父が、患者さんの目をあらったり、
耳のなかをのぞきこんで、ながい綿棒をつっこんだり、
鎌かなにかでふかく切れた手の傷を、針と糸でぬいあわせるのを
患者さんのすぐそばで、みつめているのです。
祖父母たちは、海と島の土や水や、風や日の光や、
へびやかえるやむしたちや、日に焼けた患者さんたちや、
しわだらけの笑顔や、草や花々や、月と星たちと、
そしてぼくたちとともに、ひとつであったのです。
そんな祖父と祖母。
ぼくは、そこにつらなっているのです。
今日の絵は、基礎生物学テキストシリーズ2「分子生物学」第5章「遺伝情報の複製、変異と修復」の扉絵で、「遺伝子の夢」という題の絵です。
「遺伝子の夢」とは何でしょう?
細胞が分裂してふたつの細胞ができるとき、新しいふたつの細胞のそれぞれに、もとと同じ遺伝子がそなわっているように、遺伝子は自分と同じ遺伝子がふたつできるように複製されます。自分とおなじふたつの遺伝子になること、それが遺伝子の夢です。
自分とおなじふたつの遺伝子になるために自分を複製する過程では当然間違いがおこります。そのまちがいは、さまざまな方法で正され、まちがいがおこる確率は大変低くなっています。けれども、どうしてもまちがいがそのまま子孫につたわってしまうことがおきます。つまり、自分とは違う遺伝子ができてしまうのです。これは、ほとんどの場合有害ですが、そうではない場合は、遺伝子の変化から、やがてその遺伝子をもつ細胞性のいきものが、もとのいきものとは違うように変化していきます。これは、進化とよばれる過程のひとつです。このように、遺伝子は変化する夢ももっているのです。
この遺伝子の夢が、遺伝子自体が傷つけられることによってさまたげられてはなりません。紫外線、X線などの電磁波、放射線などは、遺伝子に多様な傷をつけていきます。いきものたちは、さまざまな方法で、このような傷を修復する能力をもっています。しかし、限度をこえれば、修復ができず、傷ついた遺伝子は、その夢をはたせなくなります。その結果、細胞が死んでしまったり、変化したり、癌になったりしてしまいます。
福島第一原発の事故により放出されつづけている放射性物質は、いきものたちの細胞にはいり、遺伝子のすぐちかくで放射線を放ちます。この放射線によって、遺伝子は直接に、あるいは間接に、傷つけられます。この放射線による遺伝子の障害は、細胞が今までに経験してきた限度をこえています。なぜなら、いますべてのいきものたちが細胞の内外で被曝している放射性物質の種類と量は、原子爆弾の爆発か、原子力発電によってしか生じてこない、経験のないものだからです。つまり、原子力発電所や原発事故から放出される放射能に、これ以下だと安全だという量はないのです。すべて危険です。
原子爆弾はもちろんのこと、原発のない世界に今すぐに踏みだしましょう。
* * * * * * *
地球という私たちの母であり、わたしたちがその一部である、いのちのいとなみのなかに、これまでになかった量のさまざまな放射能がうまれ、ながれだした。
地球のいのちのいとなみは、このいまもながれ出つづけている放射性物質を、いとも簡単に、そのからだに循環させ、うけいれていく。その結果がどうなるのか、誰にもわからない。ただ、それらの放射能が、いまある細胞性のいきものたちに、営々と受け継がれてきたいのちのいとなみを、壊すだろうことは、確実であるとおもう。それらの細胞性のいのちは、わたしたち自身であり、私たちの兄弟姉妹たち、つまり、わたしたちの愛するいのちです。
ぼくは、原子爆弾と原子力発電は、いますぐなくすべきだとおもいます。そして、そのかわりになるものをさがすのも、気をつけないといけないとおもうのです。ぼくたちの異様に肥大した欲望を満たすためなら、結果はおなじだとおもうからです。
それよりも、いまの考え方、感じ方、いきかたの、かわりになるものをさがすのが、原子爆弾と原発をいますぐなくすために必要だとおもうのです。
北海道に いってきました。
るすのあいだ ねこたちは きんじょのこどもさんに せわをたのんだのですが
こねこの プーだけは おかあさんのじっかに あずかっていただきました。
みんなにかわいがられて のびのび いたずらざんまい
たのしく すごしたそうです。
いぬのロンドは どうぶつホテルに うまれてはじめて あずけられました。
いっしゅうかんののち むかえにいったら めがまっかでした。
もちろん どうぶつホテルのみなさんには かわいがっていただいたのですが
ロンドは きっと ずっと ないていたのですね。
ごめんね ロンド
もうだいじょうぶ、ずっといっしょだよ。
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愛の笛ラブフルートの制作者であり演奏家である小野昭一さんにまねかれて、北海道の恵庭市島松にいってきました。
「自然の中で 愛といのちを 描き歌う」という二日間にわたるイベントを、 小野昭一さん、きのしたあきこさん、ぬのはらみほさん、ぼく、の4人でおこないました。
一日目は、小野さんの自宅とラブフルート工房の敷地内にあるココマツというホールに、絵を展示して、参加者とともに絵を描いたり、展示した分子生物学の教科書の扉絵についておはなししたり、絵やいのちや音楽について、みんなで考えたり、語りあったりしました。参加してくださったみなさんと、ラブフルートやギターや三線などの楽器とともに、いろんな歌も歌いました。ココマツは、8本のトドマツの木を柱とした八角形のホールで、天井が高くふきぬけ、ステンドグラスのアーティスト石戸谷準さん制作のすてきなステンドグラスにかこまれた、こじんまりとした居心地のとってもいいホールです。
二日目は、島松から少し離れた長沼町にあるハンドクラフトギャラリー「森のささやき」で、ラブフルートのワークショップと演奏会がありました。「森のささやき」は、オーナーの後藤さんがご自分で建てられた山小屋風のすてきな民家で、森の中にあって、谷に面した裏手には、背の高いステージが、木々のあいだにたっています。その近くに、エゾリスが巣をつくっていて、ラブフルートの音にひかれて、姿をあらわしてくれました.
北海道はとてもさむかった!
けれど、身も心もしゃんとして、とってもきもちがよかった。
小野昭一さんホームページ http://www1.ocn.ne.jp/~raven444/
森のささやき http://morinosasayaki-ibent.blog.so-net.ne.jp/
石戸谷準さんブログ http://www.st-glass.jp/blog/
やさしいせなかの白い竜は
大地によこたわると
やまになり
いまもずっと
みんなと一緒にくらしてる
わたしたちは竜のこども
ねんねしな
*** ぬのはらみほ個展「やまのこども」より
今日の絵は、ぬのはらみほさんの絵です。
彼女の個展が、大阪府池田市石橋のギャラリーで、9月9日(金)から 9月18日(日)まで開催されます。
* * * * *
9月9日(金)〜 9月18日(日) (14日(水)は休み)
12:00〜18:00(最終日のみ17時まで)
大阪府池田市石橋1−7−3
CAFE ata 2F gallery173 072-763-3326
阪急石橋駅西口改札下車 徒歩2分
(改札を出てまっすぐ行くと右手にあるマクドナルドの角にある細い路地を用水路にそって歩くと左手にあります。)
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なんのてらいもなく
じゆうで ほんぽうで
あたたかく ゆたか
やまやまが いきをし
うごき いろづき ぬくもる
いいなあ
やまやまが こんなに いきていることが
うれしくて
そのこどもであることが
また うれしくて
とても とても すきな えたち
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ぬのはらみほさんのサイト「宇宙童話」:
http://sufure-kinoco.jugem.jp
なお、ぬのはらみほさんの個展が9月7日(水)朝日新聞夕刊に紹介されますので、そちらもごらんください。
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